親が亡くなった時や認知症になってしまった時に保険に入っているのか?どこの保険会社で入っているのかわからないと困りますよね。保険は請求がないと支払いは行われません。一部入院保険の請求をしたり、三代成人病の一時金などを請求されたお客様に高度障害状態支払いの案内書を発送している保険会社もあります。
そんな時は令和3年7月から始まった「生命保険契約照会制度」という制度があります。これは生命保険協会に加入する生命保険会社の契約の有無を一括で照会できます。費用は3000円です。災害時などは無料です。契約の有無だけの回答なのでその後、加入の生命保険会社に内容の確認、請求の手続きは必要になります。
自力での確認方法は、1.保険証券を探す。2.生命保険会社から毎年加入月に送られる契約内容確認書や確定申告用に毎年10月頃に発送される保険料支払い証明を探す。3.預金通帳から保険会社からの引き落としを探す。3.に関しては最近は印紙税の節約のため通帳の発行がない口座もあります。また引き落とし名が保険会社になっているとは限りません。収納代行企業になっている場合もあります。払い済み保険や延長定期の場合も確認できません。払い済み保険とは以降の保険料は払わずに保険は有効になっている契約です。なので生命保険契約照会制度を利用するのが間違いないと思います。申請はオンラインか文書による請求ができます。https://seiho.force.com/seiho/s/login/?ec=302&startURL=%2Fseiho%2Fs%2F
以前からお話ししていますが、保険は加入するのが目的ではなく、出口が重要です。つまり担当者選びが重要です。担当者に電話するだけの方が、困った時は楽ですよね。