私が中学の頃は避難訓練で机の下にかがみ、その後運動場に避難する程度でしたが最近は本格的です。東北震災後から本格的に行なっています。昨年は仙台から吉田さんが実体験をもとに指導に来てくれていましたが今年は中学生のみで実施です。本部、受付、衛生、情報、設営、物資、炊き出し、避難誘導と各班に分かれて先生主導ではなく子どもたちで行なっていました。感心したのは受付に英語だけではなく、ポルトガル語、スペイン語、ウクライナ語でも案内されていました。小牧市は外国人が多いからですね。避難民は一年生で各班を見学後に行なっていました。箱でベットを作ったり、物資の段ボールがたくさん種類別に仕分けしてありました。衛生班はプールからバケツで水をくみトイレを流せるようにしていました。炊き出し班は、ちょっと火を起こすのが大変そうでしたがなんとかお湯が沸きました。人がぶつからないように一方通行の案内もありました。壁には新聞やいろいろな機関の電話番号が貼ってありました。途中で教頭先生から「ラビデンスのエレベーターが故障した」とお題が出されていました。ラビデンスの生徒から71世帯ある事を聞き対応していました。凄い立派です。昨年、吉田さんから「日中に避難が必要になった時は、お父さんは会社、お兄ちゃんは高校、大学で地域にはいなくすぐに帰れない。動けるのは君たちだ」と教わったからでしょうか。三年生は来年には卒業です二年生、一年生へと引き継いで行ってくれると安心です。