続いて今回は検索結果に表示される場合に削除依頼をしたい場合のお話です。一般的には弁護士に依頼しますが1URLにつき5万から20万(当事者に内容証明を送る程度)が相場のようです。それでも認められない場合は仮処分申請で二、三十万の着手金、訴訟となると100万程かかるようです。中には成功報酬で対応してくれる弁護士さんも見えるので探すのも良いかと思いますが、成功報酬で対応してくれる場合は勝てる自信がないと対応してくれません。
ダメ元で自分で申請もできます。
1 サイトの運営者(投稿者)が分かれば直接依頼をしてみます。
2 サイト管理者がわからない場合はプロバイダ制限責任法に基づきプロバイダに依頼します。
認められた場合投稿事態が削除できます。
3 検索エンジンに削除依頼する まずはGoogleに依頼します。成功するとyahooも削除されます。
個人情報Google から個人情報の削除を依頼するリクエスト – Google 検索 ヘルプ
法的な問題Google 上のコンテンツを報告 – Legal ヘルプ
4 Bing
削除依頼をすれば必ず削除されるとは限りません。各社の基準に該当している場合のみ削除されます。上記は日本人が利用している三大検索サイトですが他にもbaidu,DuckDuckGo,Sogou,360Search,Ecosia などさまざまな検索サイトがあり各社別に申請が必要になります。
例え削除されても一度ネット上に乗ったものは完全に削除することは不可能です。原本は削除しても複製されたものがいくらでも出回るためです。ネットに投稿するということはそれなりに覚悟が必要ですね。