スマートホームmatterに統一

スマートホームの規格がmatterに統一されていくことになりました。各社のスマートホーム戦争に終止符が打たれました。

これにより今までGoogleさんの「OK、Google」、Amazonさんの「アレクサ」。appleさんの「ヘイSiri」と始めに決めた規格から逃れられなかったのですが今後はmatter規格となり横への移動が可能になりました。ok googleでApple製品も操作できるようになります。

ユーザーにとっては良いことなのですが問題は日本がまたしてもガラパゴス状態となってしまったことです。日本には経済産業省が主導した「ECONET Lite」という規格があり家電メーカーが白物家電などを中心にスマートホーム化を進めてきました。我が家もテレビはbotを介さずに直接Googleにつながっています。今後の行方を静観していきます。

もう一つの問題は日本企業のmatterへの参加が少ない事です。matterへ参加するにはプロモーターは年間10万5000米ドル(約1450万円)、パーティシパントは年間2万ドル(276万円)、アダプターは年間7000ドル(97万円)の費用がかかるのですが、日本企業はプロモーター参加はゼロ、パーティエントに東芝、三菱電機、村田製作所、パナソニック、mui Lab、アダプターにOKIの6社のみです。携帯、ハイブリット自動車に続いて今回もガラパゴスになってしまいました。参加企業542社のなかで6社です。

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