B-CASからA-CASへ新RMP方式

最近はテレビを見ない人も多くなってきました。テレビを見なくてもニュースやドラマもネットで見れるので今後はますます視聴者が減ることでしょうね。

デジタル放送2001年12月にデジタル放送が開始され21年になりました。デジタル化に伴い電波にはスクランブルがかけられB -CASカードが導入されました。これによりwow wowなどのスクランブル解除のための装置が必要なくなりテレビ周辺がスッキリしました。NHKは料金未納者に案内を出せるようになりました。しかしセキュリティーの世界はイタチごっこで裏では有料番組を無料で視聴できるカードが売買されるようになりました。

4K。8K放送にあわせてA -CASカードが導入されて4KテレビにはカードがなくなりA -CASが内蔵されるようになりました。B -CASカードはたまに掃除をしないとエラーが起こって視聴できなくなったので良いですね。

NHKさんがテレビの保有台数が減ってきているのでカーナビやスマホの所持にも契約を迫っているようですね。ガラケー時代のワンセグ携帯ではそこまでなかったのですが最近はフルセグでの視聴が可能になったからでしょうか?そこで出てきたのがRMP方式によるスクランブルです。米のRovi社のRMP方式をホンダとToyotaが導入しています。カーナビにTVチューナーは付いているけどそのままでは視聴できません。30,000円を支払い契約するとソフトウェアにより解除されます。

NHK党の立花さんは絶賛しておりましたが私はグレーだと思います。放送法の64条1項「協会の放送を受信することのできる受信設備を設置した者は、協会とその放送の受信についての契約をしなければならない。ただし、放送の受信を目的としない受信設備又はラジオ放送(音声その他の音響を送る放送であつて、テレビジョン放送及び多重放送に該当しないものをいう。」最高裁判例では設置=契約とあります。過去のカーナビやワンセグの判例からすると取得目的は地図案内や電話だと思いますが敗訴しています。過去の判例との違いは現実的に見れないということですが、RMP方式の判例はまだないので今後を見守っていきたいと思います。

最近は第二ブランドメーカーからチューナーレスTVが販売され話題になっています。RMP方式は地上波のみなので大型のリビングTVには採用されないと思います。

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