中古一軒家物件、フルリフォームのからくり

最近の中古住宅で勢いがあるのは自社で物件を買取り、フルリフォームをかけて販売する手法です。

消費者からすると急ぎで住宅が必要なため中古を検討する方が多く、かといってリフォームされていない物件は前の所有者さんの生活感が伝わって来るのでフルリフォーム物件販売が伸びています。56年6月前の旧耐震の物件でも耐震補強して新耐震基準にしているのでそこもヒットしている理由だと思います。

しかしどうなの? と思う事が一つあります。販売会社もリフォームコストを抑えるためにガス給湯器やガス器具、エアコン、照明をつけて販売していますが実はこれガス屋さんが負担しているのです。

その為、入居後のガス会社さんの契約先が決まっていて長期契約が必衰となっています。15年縛りで以降一年更新の事が多いようです。しかも都市ガスではなく割高なプロパンなんです。

プロパンは都市ガスに比べ燃焼効率が2.18倍都市ガスよりも良いですが、それを考慮しても大体2倍ほどの料金を長期にわたって支払わなければなりません。地方で都市ガスが通っていないところはリースだと思って初期投資はいらないので良いかもしれませんが都市ガスが目の前の道路を走っている物件はどうなの?と思います。

消費者が選択できると良いですね。

尚。途中解約もできますが解約金が発生します。解約金のイメージは最初にガス屋さんにつけていただいた諸々の商品の金額を使用年数で按分していく感じになります。

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