修繕積立金引き上げ幅抑制

国土交通省が先日マンションの修繕積立金の引き上げ幅抑制の指針を示しました。

新築当初は販売のため低く抑えられているのですが中には積立金が当初の10倍になり払えなくなっている所有者さんが出ているとの事です。

最近の近隣マンションの管理費や積立金や駐車場などを合計した月額がものすごく高騰しているようです。先日売りに出されていたマンションは11月から修繕積立金が1万アップと備考欄に書かれていました。その前に売りに出されたものだと思います。月額三万七千円だそうです。

年金生活に入って私は四万近く管理費を払いたくないですね。

なぜ、そうなる前に対策をしなかったのか疑問ですね。

修繕積立金の目安は平米当たり200円から300円のマンションが多いようです。70平米だと14,000円から21,000円になりそこに管理費と駐車代が乗ります。あっという間に三万中になりますね。

当マンションは奇跡のマンションで込みで最多で1万五千円です。30年前の相場ですね。

それでも収益改善、出来ることは自分でする、管理会社の言いなりではなく自分で見積もりを取り直工事にする、重要設備以外は期間交換ではなく壊れてから交換するを原則に年間700万を積み立てています。大規模修繕サイクルを15年とすると一億の積み立てができます。前回の大規模から13年経過しましたが現在一億4千万の積立金で十分な予算を確保しています。

しかしながらその次の大規模修繕(2040年)は厳しいと感じております。このところの人件費、資材の高騰を肌で感じています。

本年度、給水塔の交換を予定しており800万の予算を昨年の総会で承認をいただいたのですが見積が900万超となり本年度の総会で再度予算の取り直しとなっています。

大規模修繕の予算は前回(2010年)は1世帯あたり90万で71世帯で6,400万程でした、現在は150万ほどと言われています。東京のマンションでは200万というところもあります。

マンションも時が経つと居住者と建物の老いダブルで様々な問題が出てきますね。

国交省マンションの積立金引き上げ幅抑制
新旧積立金ガイドライン

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