8020

8020とは80歳で歯を20本ということですが近年その確率が急激に上がりました。ちょうど乳歯の数と同じですね。

厚生労働省によると90年頃は2割程度でしたが現在は5割を超えています。つまり二人に一人は80歳で自分の歯が20本以上あるということです。

乳歯と同じ数で20本あれば好きなものが食べられるという事です。日本は歯医者んに行く理由は虫歯が出来たなど病気になってからいきますが欧米では歯医者は予防のために行きます。日本にもだんだん予防のために行くということが馴染んできたのだと思います。

メリットは定期的に行くのでたとえ虫歯があっても初期の段階で見つかり簡単な治療ですみ費用も安く歯も抜かなくて済みます。当たり前ですが大人の歯は抜いたら生えてきません。歯を抜けば入れ歯かインプラントになってしまいます。入れ歯は引っ掛けているところがプラークの温床になり虫歯や歯周病を誘発しますしインプラントは将来的に骨格が下がってきますので根本が剥き出しになることもあります。また費用も一本40万程で高額です。自分の歯を維持するに越した事はないと思います。

私は1日に5回はを磨きますがそれでも磨き残しの積み重ねでプラーク(歯垢)が歯石と進行していきます。特に歯と歯の間や生え際に着いやすいです。40代ごろから自分でも歯が長くなってきているのを感じるようになりました。実際は歯が長くなっているのではなく歯茎が下がってきているのです。いわゆる歯周病です。

歯石は歯磨きをしても取れませんので歯医者さんに行って歯科衛生士さんに超音波で掃除をしてもらいます。昨日も2時間ほど歯医者さんにいました。少し痛い時もありますが終わるとツルルルで気持ちが良いですよ。また歯茎もピンクで綺麗になります。

歯周病は歯周病菌が原因で歯茎を溶かしてしまいます。ほかっておくとやがて歯が抜けてしまいます。また最近では心筋梗塞にも関連があることがわかってきました。

写真は私の現在のレントゲンです。幸い神経を抜いて被せが2本ありますがまだ28本あります。維持していきたいと思います。

二人に一人は癌の罹患率と同じですが癌は自分でなかなかコントロールできませんが歯周病や脳梗塞、心筋梗塞はコントロールが可能です。家族に迷惑をかけないためにもしっかり自己管理していきます。

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