米ないじゃん!

歴史で各時代の米騒動は幾度かありましたが私の人生では93年の平成米不足と今回の24年令和の米不足です。

93年の米騒動は抜け出すのに1年ほどかかりました。緊急輸入でタイ米やアメリカのカルフォルニア米が輸入されましたがインディカ米で日本人には形や粘り気がなくパサパサで受けいられなかったです。

私も当時輸入されたタイ米を家で炊いたのですが一度食べてそのままという記憶です。

今回は令和の米絵騒動が勃発です。

先月あたりからスーパーの棚から米がスカスカになり始めました。こうなってくると皆さん買いだめをするので一気になくなります。トイレットペーパーやマスクや龍角散のど飴と同じですね。

そもそもは政府の減反政策が原因だと思います。。消費量ギリギリのラインを生産して価格を調整しているからです。2018年に廃止されたのですが以降も農家に米から転作すると補助金を出しているので毎年生産量は落ちているのが現状です。

維新の吉村さんと農水大臣坂本さんの会見が面白いですね。国民目線の吉村さんと官僚の代弁者といった感じですね。「備蓄米を放出すると米価格が下がり農家が困る」「手続きに一週間かかる」「備蓄米は備蓄」国会議員は国民の代表であって農家の代表なの?

需給バランスですでに米価格は1.5倍程になっています。備蓄の目的は米価格の維持なのですね。備蓄米は5年ほどで家畜の餌になるようです。

私が生まれた69年ごろは自給率は60%ほどありましたが現在は38%です。コウロギ食べるとか訳わからんことしてないで米を昔のようにバンバン作って余る分は輸出して日本の美味しい米を世界に広げたらどうでしょう。それが最大の備蓄ではと思います。

政府は9月には新米が出回り落ち着くとの見解ですが果たしてどうなるのでしょうか?

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