海水魚飼育をしていて悩まされるのは苔との闘いです。水槽立ち上げの頃は茶ゴケ、水が安定してくると緑苔、シアノバクテリアによる赤ゴケ、珊瑚水槽をやっている方は低栄養水によるダイノスなどが発生します。
昔は貝などの生物により食べていただく事や吸着剤程度の事しかできませんでしたが最近はRO水やDI水などの純水を作る機材ができてきました。
水道水にはいろいろな物が含まれておりミネラルなどは良いのですが硝酸塩、ケイ素、リン酸なども含まれていてこれらが苔を発生させます。
海水魚飼育は飼育水導入当初だけではなく蒸発した水の分を足し水してあげないと塩分濃度がどんどん濃くなっていくので足し水が欠かせません。最近はATOなどの器材がありセンサーで水位が下がると自動で足し水を行う事ができます。昔はフロートだったのでだいたいでした。
また餌の残しやフンなどによりアンモニア、亜硝酸、硝酸塩と変化し汚れが蓄積されていきます。

RO水とDI水と迷いましたが今回はDI水を選びました。ROはちょろちょろしか作れないので時間がかかるのですがDIは水道水のペースで作れますし捨て水が発生しません。シビアな方はROを作成してさらにDIを通すという方も見えます。
TDSメーターで水道水を測ると32でしたが濾過後は0となりました。
初めにタンクに樹脂剤を入れるのですがこれがとても大変でボロボロ溢れて掃除が大変でした。



