2021年11月から脳腫瘍の再発用の新薬が販売されました。第一三共のデリタクトですが脳腫瘍の再発で、開頭による摘出が出来ない時に用いるようです。ウィルスにより腫瘍部分の増殖を抑え消滅するのですが一年後の生存率92.3%と有効性は高いですが、がんでは五年生存率を統計しているので五年後が楽しみです。ウィルスといえばコロナを連想しますが、人の役に立つウィルスも存在するのですね。癌細胞のみに効果があるので良いですね。一般的な化学療法は、通常細胞も攻撃するので、髪が抜けたり、嘔吐したり、急に老け込んだりとクオリティーバランスが難しいです。
がんの治療は手術、化学療法、放射能の三大治療法の組み合わせですが、どんな治療が自分に合っているのか選択は難しいです。ドクターの考えも様々あるのでセカンドオピニオンを受けるのは重要だと思います。
大企業やその子会社の会社員は35歳になると毎年人間ドックをうけているので突然死は注意すれば避けられます。突然死とは、脳梗塞や心筋梗塞です。通常50歳を超えると二年に一度脳ドックを受けるので脳腫瘍や、瘤も早い段階で発見できます。突然死はサイレントキラーと言われ限界を越えると突然発症し、死に至ります。発見が早く命は助かっても脳に血流がない時間があると脳細胞が死滅して後遺症が残り後の生活が大変です。
長生きになり癌は男性二人に一人、女性は三人に一人が癌に罹患します。癌の五年生存率は年々上がっており、色々な治療法が開発されております。また早期に発見できれば、根治や寛解も望めるようになりました。問題はほとんどの人が早期に発見できる機会がない事です。先ほど述べましたが大企業の社員は毎年人間ドックを受けていますが、日本は90%以上が中小企業です。中小企業は体力がないので社員に毎年人間ドックを受けさせていません。法で決められている最低限の健康診断になってしまいます。これでは早期発見はできません。癌は調子が悪くなってから病院に行っても既に転移しておりステージ3、4で難しい状態です。人間ドックであればステージ1、2で発見ができ対応ができます。癌は先ほどの突然死に比べれば準備ができるのでまだ良いと思います。
外資の生命保険会社に17年勤務し様々な勉強をさせていただきました。外資とはSONY,プルデンシャル、アリコジャパン(現 メットライフ)の3社のことですが、私が入社した19年前は3社のコンセプトは日本の生命保険販売を変えるという強い信念を持っていましたが、アリコジャパンがリーマンでメットライフに譲渡されてからかけ離れてしまったように思います。自分がこれから生命保険に入るなら2社から選択するでしょう。生命保険の資格は最高峰まで10の試験があり、私の入社時はストレートで合格が当たり前でした。ストレートでも最短二年かかります。それが終わるとAFP(ファイナンシャルプランナー)を取得するのが当たり前でした。現在もこれが守られているのは2社だけです。
現在、生保販売員は26万人程おりますが、AFPの資格を持って販売しているのは10%いません。自分の担当者が保持しているのか確認してくださいね。