二重行政の弊害

戦後のインフラ設備が完成して50年から70年になるのでさまざまなインフラが耐用年数を迎え老朽化しています。10年ほど前はトンネルの天井の崩落事故があり急遽全国のトンネルの天井を取り払いました。あれは何でつけていたのか?なんでコンクリートの壁をボンドで吊るしていたのか疑問です。

今、問題になっているのは橋です。県が造った橋の管理者がいないという問題です。なかには誰が造ったのか分からない橋もあるようです。大阪だけでも400以上あり現在、国土交通省が調査に入ったようです。全国では万単位になると思われます。県と市の予算のなすり付けで放置状態です。

道路、水道管とさまざまなインフラが今後更新しないといけませんね。

我が街でも県と市の予算のなすり付けが毎年あります。田舎なので子供の通学路の歩道に草が茂り毎年2回ほどマンションの周りを草刈りしていますが、県道のため年に一度県が依頼した業者さんも草刈りをしてくれます。問題は、県道の歩道は県の予算なのですがその歩道の斜面が橋を挟んで右側が県、左側が市の管理と長年なっていてそれぞれに依頼をしないといけません。おそらく斜面の左側は階段があるので住民が使うので市が管理を引き受けたためだと思います。しかし、昨年から状況が変わりました。小学校から草で子供が見えないので刈って欲しいと依頼があったので、いつものように市役所に依頼すると県の管轄なので県に依頼してください。と言われました。人事異動で担当者が変わり調べてみたら県の管轄でしたが間違って長年、市が管理していました。どちらの管理でも良いので子供たちが安全に通学できるようにお願します。

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