こども家庭庁設置、こども基本法成立

今国会閉会の本日、こども家庭庁設置関連法案が参院本会議で可決され来年4月より設置されます。

これは、菅 文章 前首相が掲げたものであり、子育て支援、子供の貧困対策、児童虐待防止、少子化対策、性被害防止など幅広く子どもに関することを受け持ちます。これまで厚労省、内閣府にまたがっていた関連部局を統合し機動力を上げます。他の省庁に改善を求める勧告権を持ち300人規模のスタートとなります。文科省の幼稚園、義務教育は自民党の文教族の反対で見送られました。

20年度の児童相談所が対応した児童虐待は過去最多の20万5千件、小中学校の不登校も同年19万6千人で過去最多でした。少子化も深刻です20年に生まれた子供は84万832人で過去最少を記録しています。一方亡くなる方は130万人程で毎年50万人弱人口が減っています。

子供への性犯罪歴のある人が教育現場で働くのを制限する仕組み「日本版DBS」の導入も検討されています。

子どもたちが安心、安全に過ごせる日本であってほしいと願います。

これで参院選挙に突入です。6/22公示、7/10投開票との事です。

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