企業の内部留保

本日7/29、KDDIさんが先日の通信障害の補償を発表しました。「お詫び返金」として契約者3589万人に200円を差し引くのと音声通話のみ契約の271万人に二日分の補償、povoなど0円契約者には1Gのサービスという内容で総額73億になるとの事でした。

何年か前にベネッセさんやヤフーさんの個人情報流出の時に200円の返金の対象で案内文をもらったのを思い出しました。ベネッセさんの時は辞退の選択ができました。ヤフーさんは郵便為替の案内が来てそのままだったと思います。色々な考えの人がいますが個人的には今回も辞退したいのですが返金ではなく請求から引くという方法なので難しいですね。理由は機械なので故障は今後もあると思いますのでその度に補償していたら企業の存続が危なくなってしまうと思います。それよりも今後に投資していただけたらと思います。例えば緊急電話のみ他社回線を利用できる仕組みを早急に対応できるようにするとか、海外に行くとローミングでつながっているので可能だと思います。保険会社はそのような補償ができる保険を開発したら良いかと思います。それが保険だと思います。auの携帯は33年前の立ち上げから利用させていただいており当時は契約時に10万円必要なのと月額は3万程かかりショルダー型の重いものでした。

アベノミクスの8年で法人税を下げてきた結果企業は内部留保をため、株式は上昇してきました。20年3月期でKDDIは4兆1382億の内部留保があるので73億の補償は可能ですが大企業は今回の件で内部留保の必要性を感じたと思います。内部留保=現金があるということではありません。企業なので投資に回していることもあります。

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