車検証電子化、標章位置変更

2023年1月より車検証の電子化と検査標章の位置の変更が行われると国土交通省より発表されました。現在はA4サイズがA6サイズに変更されICチップ入りになるとの事です。ちょっとイメージが湧きませんがパスポートみたいになるのでしょうか?私が車のディーラーに勤めていた30年前は車検ごとに車検証は変わらず左隅の車検有効期限の下に新しい車検期限が追記入され更新でした。現在は車検ごとに新しい書類になりますが今後どうなるか楽しみですね。軽自動車は2024年1月から対応のようです。

同じく2023年1月より検査標章の貼り付け位置が変わるようです。現在はフロントガラスの中央上部ですが運転席上部に変更になります。うっかり車検切れを防止する目的ですが、意図的に車検を受けずに乗る方が大半なので効果は疑問です。国土交通省のデーターベースでは車検切れが510万台あり、平成26年に2年かけて全国11カ所の公道で定点調査を行った結果、調査対象台数89万2441台の内0.27%となる2404台が無車検が判明したとのことです。300台に一台が無車検とのことです。

無車検走行は行政処分6点、自賠責未加入で6点計12点となり一年6カ月以下の懲役または80万の罰金となります。検挙されるときは何らかの違反でパトカーに止められるときなのでプラス違反点数で15点を一発で超え、一発で免許取り消し、欠格一年となります。

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