国民年金65歳まで納付へ

我が国の老齢年金は公務員の共済年金、会社員の厚生年金、自営業者の国民年金の3本立てになっていますが全ての年金の一階部分に当たるのが国民年金です。

その国民年金にいよいよメスが入るようです。現在は20歳から60歳まで納付して40年間満額納付で80万弱の年金となり月額6万程です。以前は60歳から給付が開始されていました。今後は65歳まで納付して65歳給付開始となるようです。

予測されていた事なのでいよいよきたかという感じですが、その先は段階的に67歳給付開始68歳、69歳、70歳給付開始となっていくと思います。欧米では既に67歳で段階調整に入っている国が多いのも事実です。またこれに合わせて二階建ての部分の厚生年金の比例報酬部分も将来的に段階調整に入っていくもののと思います。

戦後の日本人の平均寿命は60歳ほどでしたが現在は85歳と大きく伸び長生きになりました。にもかかわらず人口は減少しているので年金を現状維持できるはずがありません。

お客様の相談をお聞きしていると年金は信用できないから払わないという方がたまにお見えですが「本当にそう思いますか?」とお聞きしています。年金をなくしたら年金生活者は生活が成り立ちませんので国がある限りなくなりません。また老後は生活保護申請をするからという方も見えます。確かに生活保護が認可されれば医療費は無料生活費が月10万程給付されて国民年金よりも多いです。しかし申請すると家族、親戚までに伺い書が送付されます。内容は生活保護の申請がされましたが少しでも援助できませんか?というものです。面談の場合もあります。許可されても毎月の支給日には市役所に行き給付を受けなければなりません。老齢年金は二ヶ月ごとの振り込みです。また車を所有することはできません、エアコンに関しては最近は認められます。また子供がいる場合は扶養義務があり特に男子の場合は中なか難しいです。女の子の場合は嫁いで専業主婦で収入がないと大丈夫な方もお見えでした。

ご存知の通り国民年金の財源の半分は保険料ですが残りの半分は税金が投入されています。なので私は加入しないのは損だと思います。国保保険料16,000円×12×40=768万納付します。768÷80=9.6なので10年で元が取れます。平均寿命85歳まで生きると80万×20年間=1600万となり2倍以上のリターンとなります。生命保険会社にいましたが民間でこれだけの商品は現在ありません。税金が投入されているからできる事です。特に女性は長生きなので95歳まで長生きすると768万が2,400万と3倍のリターンとなります。さらに障害年金や遺族年金の補償も納付していればついてきます。

しかし国民年金のみでは生活できません。生涯現役で行くか子供と同居するか何らかの対策が必要になります。国民年金の納付率が6割と報道されますが、それは国保のみの納付率であって残りの3分の2は会社員の方が100%加入で支えています。国保のみ2242万人、厚生年金4513万人合計6755万人なので2242万人が6割の加入でも全体の6755万人から見ると加入者は9割ほどとなります。

社会保障審議会が着手2024年結論、25年改正法案を国会に提出と最短2年後予定です。

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