ついに150円

本日、ついに150円を超えました。先月の為替介入が145円で政府は実行し141円となりましたが翌日には145円に戻しましたが市場は様子を見ながらじわりじわりと149円あたりで介入を警戒していましたがついにラインを超えました。

先月の為替介入前にお客様に「どこまでいくの?」と聞かれ年末あたりには150円になると思いますと答えましたが予想を上回るペースに驚いております。

日銀はアクセルをふかし政府はブレーキを一回踏みましたが現状がウハウハのため本気では踏んでいないのでズルズルと進みます。

先日黒田さんは辞任しないと国会で発言していますので春の退任までは止められません。後任が噂されている現在の副総裁の雨宮氏か前副総裁の中曽氏が拮抗していますが雨宮氏の場合はゆっくり、白川さんの時代の中曽氏の場合は速く戻ると言われいますが岸田さんはどう判断するでしょうか?静観するしかありません。

電気の政府支援ですが以前岸田さんは今までになく大胆に行うと言ってみましたが、どうやら2,000円のようですね。ガソリンの支援やもそうですが支援は必要かもしれませんが需給バランスを崩すので更に値段は上がっていきます。

先日発表した出産準備金ですが当初10万のクーポンでしたが自治体の判断で現金も可能となりました。昨年の今頃も子供の支援で5万現金と5万クーポンが自治体の判断で現金10万になりました。そもそも出産準備金の政策理由が分かりません現在は子供を3人持つ家庭が増えているとのことです。少子化の原因はそんなことでは解決しません。正社員と非正規労働者の収入格差にあると思います。2、300万の年収では結婚して家庭は持てません。先日の国税庁の発表によると就労者の6割は非正規とのことです。小泉政権に非正規雇用を拡大してきたつけが現在の日本の状態だと思います。現在の日本は一度線路から外れると取り返しがつきません。

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