相対評価と絶対評価

中学校の成績の評価方法ですが2002年より相対評価から絶対評価になったのですがどちらが良いのでしょうか?

私が中学生の頃は相対評価で5と1が7%、4と2が24%、3が38%という感じでクラスが40名とすると5は二、三人のイメージでしたが、現在は誰でも5が取れる可能性があります。

中学校の成績は内申書として高校入学の選考の一つとなっています。各県の教育委員会は学校別の各教科の評価割合を発表しているところや、それに対して補正を行っている県もあるようです。高校は色々な市町村から志願者が集まるので公平性が担保できていないと思います。また、同じ市でも各校の先生によって評価が同じとは考えにくいですね。東京のある区は5が39%で5、4で7割になるそうです。かたや5が数%の区もあるようです。

また、内申書を意識して、生徒会や学級委員やボランティアなどに力をいれる生徒もいるようです。

評価は中間、期末のテストだけではなく普段の授業態度、忘れ物、提出物なども関係してきます。「主体的な態度」というのがあります。主体性ではなく真面目さを評価するのではないかと疑問に思ってしまいます。社会に出れば真面目さだけでは生きていけないですし、学校の勉強ができるだけでも生きていけません。

どの高校に進学したかで大学のレベルもも大体決まってしまいます。中学生活を内申を上げるためにだけに注ぐのではなく、色々なことにチャレンジし、失敗して、考え、成長して生きる力を育んでほしいと思います。

この記事を書いた人