フレイル対策

フレイルとはフレイルティーからきた和製英語ですが心身が弱った状態のことを言います。要介護の一歩手前の状態ですが帰路できないと介護状態になってしまいます。

精神状態が弱った状態ということでは鬱に近い感じです。フレイルのサイクルに入ってしまうとなかなか抜け出すのが難しいようですね。

1、高齢になり活動量が減り食事量も減る

2、筋肉量が減り、基礎代謝も落ちる

3、体力がなくなり外出が減る

4、社会と繋がりがなくなる

5、より活動が減る

以上がフレイルのサイクルです。

自分がフレイルかどうかは

体重の減少、筋力低下、疲労感、歩行速度、運動の有無などから判断できますが、体重が直近で数キロ減っていたりすると筋肉量も減っています。何もしていないのに疲労感や歩く速度が秒速1メートル未満などは注意が必要です。幸いこれらのデーターは病院に行かなくても自宅で簡単に測れます。アプリに対応した最近の体重計は色々なデーターがわかります。歩行速度はapple watchで計測されます。

次は半年に一度は歯医者に行くことです。昨年岸田首相が取り組みかけましたが掛け声で終わってしまいました。日本人は虫歯が痛くなると歯医者に行きますが歯周病予防のためにはいかず抜けると慌てて行く人が多いのですが歯をなくす原因は老後は圧倒的に歯周病です。歯磨きをきっちりしていても歯石はだんだんとついて行くので定期的に歯医者でクリーニングが必要です。歯周病は歯だけでなくその菌が心筋梗塞や認知症になる原因なので注意が必要ですね。

さらに胃がんの原因はほぼピロリ菌です。ピロリ菌の検査をしてください。毎年人間ドックを行っている方は血液検査をしているのでオプションで数千円でわかります。保菌者だったら健康保険で除去できます。

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