管理者 資産圧縮に孫への教育資金1500万円、結婚子育て100万、住宅資金最大1000万とありますが私はあまり提案させていただくことはありません。理由はいつ亡くなるかわからないので確実でない相続対策になってしまうからです。教育資金は亡くなった時に孫が23歳になっていると残金が相続財産に戻されます。また30歳になった時に残金があると残金から110万を引いた金額に贈与税が課税されます。
結婚子育ては18歳から49歳の子、孫に贈与でき結婚式、出産、不妊治療などに使えますが同じく亡くなった時の残額は持ち戻しとなります。
また使い勝手が良くありません。金融機関に別口座を作りその都度領収書を持って行って使途を確認されてからしか引き出しできません。自分のお金ですが自由度にかけます。
住宅資金は23年12月で終了となりますが省エネ住宅などで1000万こちらは使えまね。私が良く提案させていただくのは本人が使って財産を減らす事です。田舎なので持ち家率が高いので住宅のフルリフォームを提案させて頂きます。40年、50年前の家は200m2超の土地が大きくゆとりがありますが、なぜか和室が多いので利便性が良くありません。また門や樹木がぼうぼうに茂っていてこれからは剪定もできないので門や樹木を伐採して駐車スペースを拡大して2台、3台止めれるように提案させて頂きます。フルリホームにより気持ちよく過ごしていただけみなさん喜んでいただいています。昭和56年以前の家は旧耐震構造なので耐震が０.３程の事が多いですが新耐震の基準になるように補強をして１にします。現在の新築は耐震３が主流ですが窓が小さいのが難点ですね。また建売は土地が狭すぎます。
預金は1000万から1500万減り財産を圧縮でき、家の価値は上がったと思いますが家の固定資産税評価額はそのままなので固定資産税は変わりません。ここが立て替えと違って良いところです。
