車両盗難

メーカーVS窃盗団はイタチごっこで様々な盗難装置を開発しては破られ続けています。

一昔前はリレーアタックが主流でしたがそれからコードグラバーに変わり現在はCANインベーターという方法が主流になってきています。

リレーアタックは自宅の玄関などに鍵を置いておくとその微弱電波を増幅して盗むという手口ですが一人ではできないというデメリットがありました。

次に出たのはコードグラバーでこちらは車から降りてくる所を狙います。500メートル程離れていてもキーの情報をコピーされてしまうようです。元々は合鍵作成の技術だそうです。

最近はCANインベーダーに変わってきているようです。海外で10万ほどで出回っています。車にはODB II が備わっていて故障時に繋げるとどこが故障しているかわかるようになっています。ODBのカプラーはどのメーカーも共通になっていて運転席の足元についています。

ODBに通常繋げるには運転席を開け運転席の下にあるカプラーに診断機をつけるのですがCANインベーダーはバンバーやボンネット下にある配線などを経由してODBに繋げます。車のシステム自体に侵入するためイモビライザーも効きません。

今までは電波遮断BOXにキーを入れておけばよかったですが今後は新たな対策が必要になってきますね。

車両盗難の半数は自宅の車庫で深夜帯の犯行です。

自衛策は盗難に遭う確率の高い車には乗らない。ランクル、レクサスLX、プリウス、アルファード、ハイエースが盗難上位車両です。トヨタ車ばっかりですね。

社外品の盗難装置を取り付ける。純正の盗難装置を解除して更に社外品も解除する必要があるため

物理ロックをする。タイヤロック、ハンドルロック

車両保険に入る。保険会社によっては車種により盗難に入れない会社も出てきています。

GPSセンサーを車の分からないところに載せておく。apple air tag 3000円程 ですが、犯人がiphone利用者だとセンサーがある事がバレてしまいます。

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