本日の業務

本日は温かめで良かったです。明日からは10年に一度の寒波が西から入るとの事で寒くなるようですね。

いつものルーティーンを終えてから本日は夜に総会があるので集会室の準備をさせていただきました。

理事会モードの机配置から総会モードに変更して掃除機をかけさせていただきました。出欠届け出は出席者10名、委任状17名、議決行使16で計43件の届け出がありました。43/71=0.605で60%で総会成立要件を満たしております。

本年度は普通議決のみの上程なので督促はしなかったのでこんな感じですね。特別議決のある年は大変です。普通議決は参加者の半数で成立しますが、特別議決は総数の3/4の賛成が必要になるので何もしないと成立しません。反対者を見越して参加率を90%ほどに挙げないといけません。

現状では特別決議は出欠届を提出いただけないとと反対していることになってしまい問題となっています。来年の法改正で改正される予定です。

また、議決権行使と委任との違いは上程案を取り下げることは原則できないため否決にしたいときに委任状があると効力が効いてきます。例えば今年度の場合ですと43なので22で可決となりますが議決行使は16なので出席者10人の判断で成立、不成立が決まります。委任状は無記名がほとんどなので議長に委任となり委任状17を否決にするとやはり出席者の判断が重要になります。これが、そもそも議決権行使33だと既に成立しています。

取下げしたい上程案はまず無いのですが数年に一度でてきます。当マンションでは給水管の高圧洗浄の上程で管理会社600万程の上程だったのですが高いと思い私のほうで見積を取ったら200万だったので取り下げました。

また長期修繕計画書を60万ほどかけて作成させていただいた年に「計画書通りに修繕を今後おこなう」という内容が上程された時も出席者全員の反対で取り下げた事もあります。計画書通りに修繕をしていたら管理組合は大赤字になります。管理会社と管理組合は利益相反なので注意が必要ですね。

このように爆弾を仕掛けてきて理事会が機能していないとすり抜けて上程されてしまいます。私が長年にわたり理事、理事長をしている理由はそんなところにあります。

ネギ鴨マンションにはならないように注意したいですね。

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